櫻井よしこ『日本よ、「歴史力」を磨け』東京裁判@

■「東京裁判」の嘘

櫻井よしこさんの『日本よ、「歴史力」を磨け』の第六章は、
「東京裁判」の嘘です。

では、「東京裁判」とは何だったのでしょうか?
東京裁判では、A級戦犯として次の方々が絞首刑になりました。

東条英機 板垣征四郎 土肥原賢ニ 松井石根
木村兵太郎 武藤章 広田弘毅


A級戦犯とされた人々に対する罪状は、

「平和に対する罪」「人道に対する罪」

この罪は、戦後ニュルンベルグ裁判を開く際に決められた、言わば事後法。
「法の不遡及」に違反した、国際法を無視した暴挙なのです。

東京裁判最高司令官であった、マッカーサーによって開廷されたこの裁判は、
「戦勝国が敗戦国を裁くリンチ」「戦勝国による報復劇」でありました。

その狙いは、
 1.白人に歯向かった唯一の有色人種である、日本人への復讐。
 2.日本人に贖罪意識を植え付けて、二度と再起出来ないようにする事。

GHQが長い間公開しなかった、ブレークニー弁護士の陳述をご覧下さい。


東京裁判の中で唯一国際法学者であったラダ・ビノール・パール判事は、
この報復劇に異を唱えました。

「近年学界において、
東京裁判について以下の二点が指摘されています。

まず第一に、歴史を裁判で裁いてしまったという
行為自体が、果たして妥当であったのかどうか、
という点です。
歴史解釈というものは裁判で決められるものではなく、
あくまで学術研究によって徐々に
定説が定まってゆくものです。
強引に裁判で歴史解釈の決着をつけてしまった結果、
東京裁判史観をめぐって今でも政治化した
歴史論争がなされており、
負の遺産が現在も強く残っているのではないか
という指摘です。

もう一つは、東京裁判で確立された
国際法上の規範についてです。
たとえば「平和に対する罪」「人道に対する罪」
という法源はそもそも国際法には存在せず、
第二次大戦後に初めて唱えられたものですが、
このような法源をもって戦犯を裁くための
裁判所の設置から判決に至るまでの規範は、
事後的に東京裁判で確立されたものです。
それが戦後の国際社会にとってプラスだったと主張する
学者の理想主義的な意見もしばしば見かけますが、
戦後六十年間の国際社会をみると、
東京裁判で確立した規範をもって
戦争や人権問題が裁かれた例はほとんどありません。」


「A級戦犯の問題を論じる際、
東京裁判をニュルンベルク裁判と混同している人が
非常に多いのが気にかかります。

欧州の戦争はヒトラー以下ナチス幹部が
「共同謀議」によって一貫して計画し
引き起こしたものであり、
またユダヤ人迫害の残酷さは
人類史上前例のない規模のジェノサイドでした。
これを裁くため、「平和に対する罪」「人道に対する罪」
がニュルンベルク裁判で初めて登場したという
経緯があります。

いっぽう日本を見てみると、
戦争の開始から終結に至るまで、
政府・議会は完全なかたちで機能を保ち、
しかも満州事変、シナ事変、大東亜戦争を通じて
一貫して戦争を指導した政治家や軍人はいませんでした。
つまりA級戦犯とされた人々は、
通常の公務に従事していたに過ぎません。
また、戦略もなく、
成り行きで戦線が拡大されて行ったため、
侵略のための「共同謀議」なる実態もなかった。
少なくとも対英米戦争は自衛のための戦争で、
通常の国家主義の行使でしかない。」

櫻井よしこ『日本よ、「歴史力」を磨け』東京裁判A

櫻井よしこさんの『日本よ、「歴史力」を磨け』の第六章は、
「東京裁判」の嘘です。

「私は「歴史問題」などというものは
存在しないと思います。
大部分の戦勝国はこの問題を決着済みだとしており、
A級戦犯を含めて何も問題にしていません。
万が一、A級戦犯を英雄視するような
新しい運動が日本に蔓延し、
核武装でもするのであれば警戒するでしょう。
しかし日本は戦後六十年間
平和国家としての実績があり、
冷戦とその崩壊を経て、
国際秩序はまったく新しい局面を迎えています。
ですから、A級戦犯問題は、
中韓両国以外ではまったく問題にならない。」

「国際法上、いわゆる歴史問題は、
六五年の日韓基本条約、七八年の日中平和友好条約で
最終的に解決しているはずです。
しかしながら両国は国際常識を理解せず、
何度でも繰り返し日本に謝罪と補償を求めてくる。
日本の政治家や外交官も、
ついついそれを受け入れてしまうという構造がある。
日本は近代国家であるにもかかわらず、
中国や韓国のような近代以前の発想をしている国の
ペースに巻き込まれて、
同じような発想をしているのではないでしょうか。」



東京裁判は、このように国際法上その違法性が指摘されています。
東京裁判を開廷した最高司令官であったマッカーサ自身が、
1951年5/3に、米国上院軍事外交合同委員会において、こう証言しているのです。

Their, purpose, therefore,
in going to war was largely dictated by security.


 (したがって彼らが戦争に飛び込んでいった動機は、
  大部分が安全保障(自衛)の必要にせまられてのことだったのです。)

  大東亜戦争は、自存自衛のための戦争であった。
  東京裁判の裁定は、誤りであった。

それはマッカーサー自身が後に朝鮮戦争で、
日本の地政学的・戦略的な意味を、
悟ったに他ならないからです。



■「平和に対する罪」「人道に対する罪」
で米国等に裁かれた日本
では、同じ基準で「戦勝国」の戦後史を
裁くことも許されるべきだ


「何と言っても目をひくのは
中国における犠牲者がダントツに多いことです。
控えめな数字にもかかわらず
六千五百万人ものジェノサイドを行ったということで、
まさに「人道に対する罪」を適用するのにふさわしい。
東京裁判の観点からみれば、
日本を激烈に批判している中国自身が
最大の犯罪国家ということになるのですから、
これ以上の皮肉があるでしょうか?」

「たしかに「平和に対する罪」「人道に対する罪」を
額面通りに受け取れば、中国という国には
大いに注文をつけなければならないと思います。
たとえばチベットの現状は
日本でまったく報じられませんが、
「人道に対する罪」が現在進行形で
日々行われているのです。」

「いまやチベット民族は中国政府に丸ごと
解体されようとしているのであり、
これをジェノサイドと呼ばずして何というのでしょう。」

「今、日本に対して
「侵略の歴史を反省せよ」「A級戦犯を合祀するな」
などと東京裁判史観を振り回して
気勢をあげている張本人が、
まさにジェノサイドの総元締めであり、
東京裁判の法源である「人道に対する罪」に合致する
犯罪の首謀者だったというわけです。
中国を訪問しては胡錦濤の言説に叩頭している
日本の政治家たちは、
はたしてこの事実を知っているのでしょうか?」
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